チェーンを拭く。

2016.05.18 Wednesday

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    こんにちは。sumiiro です。

    シルバーのお手入れについて、これまで主にそのツールについてご紹介してきましたが、
    今日は「拭く」ということにフォーカスしてみたいと思います。

    「セーム革でチェーンを拭く」と言われても、具体的にどうやって拭くのか?
    指輪などに比べて、チェーンは何となく扱いがわかりにくい感じがしますよね。
    セーム革を用意したものの、これでいいのかな?と何となくしっくりこない方もいらっしゃるかと思います。

    実際のところ、「こうすればいい」というセオリーは無い。と言いますか、
    少なくとも私は特にこれといって聞いたことはありません。
    が、ちょっとしたコツのようなものとして、
    私が実際お手入れする際にしているやり方を、少しご紹介してみたいと思います。
    コツというには、ちょっとささやかすぎるかもしれませんが、
    はじめてお手入れしようとしてくださる方々の、少しでもお役にたてれば嬉しく思います。


    まずはこちらをご覧ください。



    このように、セーム革でチェーンを軽く挟んで(包んで)持ちます。
    もう片方の手で、チェーンを←の向きにたぐっていきましょう。
    金具のところからはじめて、金具の反対側まできたら、持ち替えてまた来た道を戻るように再び同じ動作をします。
    これで1セットというイメージです。
    着用後の日々のお手入れでしたら、これを1〜2回行うだけで十分だと思います。
    特に今日は汗かいたなぁ。とか何か気になる点がある場合はこれをもう数回繰り返してみると良いでしょう。
    ※それ以上に汚れが気になる場合は、ぬるま湯(+中性洗剤)で洗う、という次のステップへ切り替えて行きましょう。

    ポイントは「一方方向に動かす」というところと、「軽く持つ」というところでしょうか。
    ごしごし拭く、というイメージではありません。
    チェーンはものにもよりますが、特に女性がつけるようなタイプのものは、
    華奢で繊細なつくりのものも多いですので、お手入れの際にあまり負荷がかからないようにしたいところです。

    短い距離で行ったり来たり、拭く動作を繰り返すと、
    思いがけずよれたり引っかかったりしてチェーンに負荷がかかってしまうことがあります。
    そのときは大丈夫でも、そうした負荷がかかる状態をくりかえしていくと、
    場合によってはいずれチェーン切れを引き起こしてしまう可能性もありますので注意が必要です。

    セーム革を持つ方の手は軽くチェーンを挟むだけでOKです。
    反対側の手でチェーンをたぐったときに、特に抵抗なく、するするチェーンが動いていくくらいの力で持ってください。

    「セーム革で拭く」編は以上!です。
    簡単ですよね。
    手慣れた方にとっては言うまでもない、と思われたかもしれませんが、
    チェーンはしなりますし、動きますので、拭きごたえがなくてはじめは戸惑う方も多いと思います。
    こんな感じで軽くやさしく拭いていただければ、一見変わり映えしないようでも、
    しっかりセーム革が皮脂汚れを吸着してくれているはずですよ!
    是非続けてみてくださいね。


    さらに、もうひとつ!小さなおすすめポイントを追加でご紹介したいと思います。



    ぬるま湯などで洗った場合、「よく水気を拭き取って、しっかり乾かして下さい」と、
    これまで当ブログや、sumiiroでお付けしている銀のお手入れ案内(↑)でも繰り返しお伝えしてきましたが、
    この「水気を拭き取る」というのが意外と難しいと思いませんか?
    特にチェーンの場合尚更ですよね。
    ちゃんと拭いたはずなのに、なんだか湿っぽい感じが残る。なんて思ったことはありませんか?

    たとえばティッシュを使って、さっきの拭き方で水気を拭き取ろうとしてみると、
    なんとなく拭けてる感じはあるんですがが、実は想像以上に水気が残っていることが多いんです。

    チェーンは構造上、つくりが細かく、入り組んでいます。
    その細かいコマとコマの隙間に水分が残りやすいのです。
    極小の輪に水の張力のようなものが働いて、文字通り水が張っている状態を想像してみてください。
    そしてそれがたくさん連なっているわけです。
    チェーンを挟んで拭く、それだけだと外側の水気しか取れていない場合があります。
    (※特に吸水力の高い布を使って拭くという方法もありますが、もっとも身近なティッシュなどで拭く場合を主に想定してみます。)
    チェーンの細部に溜まってしまった水気をとるには...?
    ここは、たたき出しましょう!

    使用するのは、清潔なやわらかい布、またはティッシュでOK。
    これで、水で洗ったチェーンを挟みます。
    このとき、チェーンは出来るだけまっすぐに、重ならないようにしましょう。
    それを片手の平に乗せまして、もう片方の手の平でぽんぽんと軽く叩いてみましょう。
    すると、残っていた水気が出てきます!
    拭いただけでは取れなかった水分が、想像以上に出てきますよ〜是非やってみてください。
    勿論あんまり激しく叩かないでくださいね。あくまでやさしく、でお願いします!


    以上です!
    いかがでしたか?
    今回ご紹介したのは、あくまで私なりのやり方ですが、
    お手入れ方法の一つとして参考にしていただければと思います。
    是非お気に入りのジュエリーを、さらによりながくご愛用いただけるように、
    ささやかながらお役に立てれば嬉しく思います。


    それではまた!


    sumiiro

     
    コメント
    ありがとうございます!全く同じように拭いていますが…(涙)

    後程メールにてご相談させてください!!
    よろしくお願い致しますm(__)m
    • by はな
    • 2016/05/18 11:02 PM
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