アートフェア東京2016 〜続編〜

2016.05.14 Saturday

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    こんにちは。sumiiro です。
    今日は前回の予告通り、『アートフェア東京』で出会った作品を勝手にご紹介させていただきます。

    まずは、こちら!




    中里勇太 『おとなし』
    ( FUMA Contemporary Tokyo - BUNKYO ART - HPより )

    中里勇太さんの作品です。
    動物を主題とした木彫り作品を制作されている作家さんで、
    「太宰治や宮沢賢治アイロニックな物語に着想を得て、
    動物の一瞬のポーズや表情を通し、人間の本質を描き出し」ているそうです。(上記HP記事より抜粋)

    ブースには4点出品されていました。どれも本当に素敵でした。
    静かな、独特の存在感があって。写真からでも、静謐な空気感が漂っていますよね。
    これ、木彫りなんですね〜
    言われて見ればそうなんですが、なんだか不思議とそんな感じがしないと言いますか。
    木彫りと聞いてイメージするものより一層、丁寧で精緻な彫が、端正な佇まいを醸し出しているのでしょうか。
    それでいて、あたたかみがあると言いますか、親しみ・近しさを感じるのです。
    これが物語がある、ということなのかもしれません。

    残念ながら写真は無いのですが、実は一番最初に目に入ったのは、
    こちらではなく『湖上の悪意』という作品のたぬきでした。
    こんもりとした体躯のたぬき、思わず顔を覗き込みたくなるような独特の存在感でそこにいました。
    これがまた...何故だか好きでしたね〜しばらくまじまじと見入ってしまいました。


    それにしても、アートを言葉で説明するのも野暮な話ですよね、
    何はともあれ、是非皆さんも実物をご覧になってみてはいかがでしょうか。
    私もまた機会があれば、もっとたくさん、中里さんの作品を見てみたいです!
    楽しみにしています。


    それではまた!


    sumiiro

     
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