なにはともあれ、お湯洗い

2017.04.24 Monday

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    こんにちは。sumiiro です。

     

    今日は久しぶりにシルバーのお手入れについて、また少し。

     

    sumiiro ではシルバーの幅広い魅力をお伝えしたいという思いから、

    光沢のある銀色だけでなく、いぶし色やテクスチャをいれた銀白色まで

    いろいろな仕上げのシルバージュエリーをご提案しています。

     

    それぞれの仕上げに適したお手入れについて、これまでもご案内してきましたが、

    今日はすべてに共通するお手入れ方法。

     

    「お湯洗い」のススメ  です。

     

    当ブログを読んでくださっている皆さま、sumiiroをご愛用くださっている皆さまはご存知のとおり、

    まず日々のお手入れとしましては、着用後の乾拭き(セーム革などで)をおすすめしています。

     

    その次の段階が、お湯洗いです。

     

    乾拭きしたはずなのに、なんだかくもりが気になる。

    指紋がとれない...?

     

    なんて経験はないでしょうか?

    特に、表面に細かな凹凸のある状態の白仕上げのアイテムは、

    より汚れなどがたまりやすいので、その傾向が顕著かもしれません。

    白仕上げのくすみや、それこそ指紋のかたちに黒く跡がつく、なんて場合、

    それはいわゆる銀の変色(硫化)ではなくただ汚れが付着しているだけのことも多いのです。

     

    そんなときは!

    何か容器にお湯、またはお湯に少量の中性洗剤を溶かしたものを用意し、

    ジュエリーを浸して、濯ぎ洗いをしてください。

    素手でもったまま、洗ってもらっても構いませんし、

    お湯が熱すぎる場合は、割りばしなどでつまんで洗ってください。

     

    ちなみに私も先日、ついやってしまったのですが、ピンセットなど硬いもので持ちますと、

    表面に跡がついてしまうこともありますのでご注意くださいね。

     

    隅々まで洗いたい、作りが細かいタイプのものを洗いたい場合は、

    ジップ付きの小さな袋に[お湯+中性洗剤]を入れたものをご用意ください。

    そこへ洗いたいジュエリーをいれ、ジップをしっかり閉め、

    袋ごと振って洗ってください。(手動洗濯機的なイメージ?でしょうか)

    そうすると、かなりすっきり!汚れが落ちますよ。

     

    くもりやくすみの原因となるのは主に皮脂汚れです。

    ですから、油汚れを落とすのと同じイメージで洗っていただればOK!

     

    油汚れのある食器を洗うときに、お湯をつかうと汚れが落ちやすいですよね?

    中性洗剤をいれるのも同じくです。

    洗ったあとは、しっかり水気を拭きって乾かしてくださいね。

     

    実は丸洗いできるというのも、貴金属のいいところです。

    クリーナーなどを使う前に、まずは気軽にお湯洗い!

    是非試してみてくださいね。

     

    ※シルバーだけでなく、金やプラチナなども同じように洗えます。

    ※石がついているジュエリーなどは、その種類や留め方によっては、

    お湯洗いは避けた方が良い場合もありますのでご注意ください。

     

     

     

     

     

    今日は画像がなくてさびしいので、

    最近の発見、ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)の写真を。

    鮮やかな色と特徴的な花びらのかたちに思わずくぎづけに!

    去年も同じところを歩いていたのに、なぜだか今年になってはじめて気付くという不思議。

    散歩が楽しいこの季節、ぜひ満喫したいですね。

     

     

    それではまた!

     

     

    sumiiro 

     

     

     

    セーム革の洗い方

    2016.05.30 Monday

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      こんにちは。sumiiro です。

      皆さん、セーム革は使っていらっしゃいますか?
      ジュエリーのお手入れに慣れ親しんだ方にとっては必需品であり、
      はじめての方にとっても、まさに最初にお手入れ用品として手にするものだと思います。

      実はこのセーム革、洗えるってご存知ですか?
      長年使っていると、汚れが気になってきたりして、もう使えないのかな?と捨ててしまっていませんか?

      というわけで!今日はセーム革の洗い方について少しお話してみたいと思います。

      セーム革を購入すると、よく見てみれば、説明書きにもこうあります。
      「汚れた場合、何回も洗え、性能は変わりません



      洗い方については、
      ・石けん・中性洗剤で洗い、ひろげて陰干し
      ・乾燥後、軽くもめば元通り、やわらかくなり何回洗っても、性能に変化はありません。
      と、ありますね。

      で!実際にやってみたことは、ありますか?
      日常のお手入れのみであれば、そんなに洗いたくなるほど汚れたことがない、というのが正直なところかもしれませんね。

      私はジュエリーを扱う仕事上、使う頻度と状況が異なることもあり、結構汚れます。
      まだ学生の頃だったでしょうか、その当時も「セーム革は洗える」ということは聞いていたので、
      さっそくやってみました。
      中性洗剤で洗って、水で流して、陰干ししました。
      すると...?
      かたくなった...!?ごわごわしてるー?(汗)

      その後、手で揉んでみたものの、なんだかいまいち柔らかくならず...う〜んん??
      ちょっともやっとした経験があります。

      何がいけなかったのでしょうか?
      その後、私なりに改めて洗い方を見直してみましたので、
      いざセーム革を洗ってみよう!と思われた際に、よかったら参考にしていただければと思います。


      ※洗う前のセーム革。

      今回ちょうどよい汚れ具合のものが無かったので、
      あえてクリームタイプのシルバークリーナーを使って、いくつかシルバーをお手入れしてみました。
      (通常の乾拭きだけではこのような感じにはなるとは限りませんが、汚れ見本として。)

      それでは、こちらを洗ってみましょう!

      【1】中性洗剤(食器用洗剤でOK)で洗います。
      まず水で濡らします。
      特にクリーナーを使っている場合は、はじめ水を弾いてしまう感じがありますが、よく揉んで浸みこませてください。
      それから洗剤をつけて洗いましょう。
      ぬれたセーム革はちょっとヌルッとした感じもありますが、問題ありませんので気にしないで大丈夫ですよ。
      あんまりゴシゴシ洗うと、のびたり、切れたりしますのでやさしく洗ってくださいね。
      セーム革についた汚れは、表面的なもので、内部まで浸みこんでいるといったタイプのものではないので、
      両手に挟んで手を洗う感じで洗う、くらいの軽さでも十分に落ちると思います。

      【2】水で洗剤を流しましょう。
      洗剤を水でよく洗い流します。
      なかなか流れにくいかもしれませんが、あとでバリッとならないためにも、出来るだけ洗い流しましょう。
      このとき、かたく絞らないことがポイントです!
      以前洗ったときは何も考えず、雑巾絞りのような感じでねじってしっかり水気を絞っていました。
      が、こうするとまずセーム革がよれたりのびたりしてしまいますので、ご注意を。
      少し折りたたんで、面のまま、手で挟んで水気を絞ります。
      ↑この絞り方だと、ほとんど水気はとれませんよね。
      ビショビショといってもいいくらいですが、それでOKです!(むしろほとんど絞らなくても大丈夫です)

      【3】広げて乾かす。
      そのままひろげて置いて干します。
      ぴったり平らに貼り付ける感じで広げます。このとき、かたちもしっかり整えておきます。
      (四隅がのびがちなので、元通りにするためにも注意しましょう!)



      ちなみに私はキッチンのステンレス台のところに広げて干しています。
      以前は「陰干し」ということしか気にしていませんでしたので、
      日陰の物干しに二つ折りにしてかけて干していました。
      その方が乾くのは早いのですが、ダメージがあるようで、乾いた後の仕上がりが違います。

      面で均一に乾かす、というのがポイントでしょうか。
      早く乾かしたい!という場合は上からキッチンペーパーで水分を吸い取ってから乾かすと良いですよ。
      この「乾かす」ステップが一番重要ですので、焦らず待ちましょう!



      一晩置いたら、元のような白っぽい色になります。=乾いた合図ですね。
      そうしたら、このようにしてゆっくりはがしましょう。




      【4】手で揉む。



      乾きたては、ちょっとバリッとした感じで、
      平らに乾かしていても、はがした端はこんなふうに波うったりもしてます。
      はじめはちょっと驚くかもしれませんが、大丈夫です!
      手で擦り合わせるような感じで、揉みほぐしてみましょう。
      そうすると、洗う前のようにやわらかい質感がもどってきますよ。



      FINISH ☆


      いかがでしたか?
      ちょっと面倒かもしれませんが、捨ててしまうその前に、よかったら是非一度試してみてくださいね!

      ※現在のところ、私自身が行っている最善と思う洗い方をご紹介したものであり、これが絶対正しいというわけではありません。
      あくまで一つのやり方として、ご参考にしていただければ幸いです。
      (セーム革が水洗いできる、といこと自体は各メーカー共通の案内です)


      それではまた!


      sumiiro

      チェーンを拭く。

      2016.05.18 Wednesday

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        こんにちは。sumiiro です。

        シルバーのお手入れについて、これまで主にそのツールについてご紹介してきましたが、
        今日は「拭く」ということにフォーカスしてみたいと思います。

        「セーム革でチェーンを拭く」と言われても、具体的にどうやって拭くのか?
        指輪などに比べて、チェーンは何となく扱いがわかりにくい感じがしますよね。
        セーム革を用意したものの、これでいいのかな?と何となくしっくりこない方もいらっしゃるかと思います。

        実際のところ、「こうすればいい」というセオリーは無い。と言いますか、
        少なくとも私は特にこれといって聞いたことはありません。
        が、ちょっとしたコツのようなものとして、
        私が実際お手入れする際にしているやり方を、少しご紹介してみたいと思います。
        コツというには、ちょっとささやかすぎるかもしれませんが、
        はじめてお手入れしようとしてくださる方々の、少しでもお役にたてれば嬉しく思います。


        まずはこちらをご覧ください。



        このように、セーム革でチェーンを軽く挟んで(包んで)持ちます。
        もう片方の手で、チェーンを←の向きにたぐっていきましょう。
        金具のところからはじめて、金具の反対側まできたら、持ち替えてまた来た道を戻るように再び同じ動作をします。
        これで1セットというイメージです。
        着用後の日々のお手入れでしたら、これを1〜2回行うだけで十分だと思います。
        特に今日は汗かいたなぁ。とか何か気になる点がある場合はこれをもう数回繰り返してみると良いでしょう。
        ※それ以上に汚れが気になる場合は、ぬるま湯(+中性洗剤)で洗う、という次のステップへ切り替えて行きましょう。

        ポイントは「一方方向に動かす」というところと、「軽く持つ」というところでしょうか。
        ごしごし拭く、というイメージではありません。
        チェーンはものにもよりますが、特に女性がつけるようなタイプのものは、
        華奢で繊細なつくりのものも多いですので、お手入れの際にあまり負荷がかからないようにしたいところです。

        短い距離で行ったり来たり、拭く動作を繰り返すと、
        思いがけずよれたり引っかかったりしてチェーンに負荷がかかってしまうことがあります。
        そのときは大丈夫でも、そうした負荷がかかる状態をくりかえしていくと、
        場合によってはいずれチェーン切れを引き起こしてしまう可能性もありますので注意が必要です。

        セーム革を持つ方の手は軽くチェーンを挟むだけでOKです。
        反対側の手でチェーンをたぐったときに、特に抵抗なく、するするチェーンが動いていくくらいの力で持ってください。

        「セーム革で拭く」編は以上!です。
        簡単ですよね。
        手慣れた方にとっては言うまでもない、と思われたかもしれませんが、
        チェーンはしなりますし、動きますので、拭きごたえがなくてはじめは戸惑う方も多いと思います。
        こんな感じで軽くやさしく拭いていただければ、一見変わり映えしないようでも、
        しっかりセーム革が皮脂汚れを吸着してくれているはずですよ!
        是非続けてみてくださいね。


        さらに、もうひとつ!小さなおすすめポイントを追加でご紹介したいと思います。



        ぬるま湯などで洗った場合、「よく水気を拭き取って、しっかり乾かして下さい」と、
        これまで当ブログや、sumiiroでお付けしている銀のお手入れ案内(↑)でも繰り返しお伝えしてきましたが、
        この「水気を拭き取る」というのが意外と難しいと思いませんか?
        特にチェーンの場合尚更ですよね。
        ちゃんと拭いたはずなのに、なんだか湿っぽい感じが残る。なんて思ったことはありませんか?

        たとえばティッシュを使って、さっきの拭き方で水気を拭き取ろうとしてみると、
        なんとなく拭けてる感じはあるんですがが、実は想像以上に水気が残っていることが多いんです。

        チェーンは構造上、つくりが細かく、入り組んでいます。
        その細かいコマとコマの隙間に水分が残りやすいのです。
        極小の輪に水の張力のようなものが働いて、文字通り水が張っている状態を想像してみてください。
        そしてそれがたくさん連なっているわけです。
        チェーンを挟んで拭く、それだけだと外側の水気しか取れていない場合があります。
        (※特に吸水力の高い布を使って拭くという方法もありますが、もっとも身近なティッシュなどで拭く場合を主に想定してみます。)
        チェーンの細部に溜まってしまった水気をとるには...?
        ここは、たたき出しましょう!

        使用するのは、清潔なやわらかい布、またはティッシュでOK。
        これで、水で洗ったチェーンを挟みます。
        このとき、チェーンは出来るだけまっすぐに、重ならないようにしましょう。
        それを片手の平に乗せまして、もう片方の手の平でぽんぽんと軽く叩いてみましょう。
        すると、残っていた水気が出てきます!
        拭いただけでは取れなかった水分が、想像以上に出てきますよ〜是非やってみてください。
        勿論あんまり激しく叩かないでくださいね。あくまでやさしく、でお願いします!


        以上です!
        いかがでしたか?
        今回ご紹介したのは、あくまで私なりのやり方ですが、
        お手入れ方法の一つとして参考にしていただければと思います。
        是非お気に入りのジュエリーを、さらによりながくご愛用いただけるように、
        ささやかながらお役に立てれば嬉しく思います。


        それではまた!


        sumiiro

         

        シルバークリーナー【クリームタイプ】

        2015.11.05 Thursday

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          こんにちは。sumiiro です。
          今日は久しぶりにまた、シルバーのお手入れについてご紹介です。
          シルバークロス、液体クリーナーに続きまして、
          今日はこちら!クリームタイプのシルバークリーナーです。

            

          左がウィノール、右がグラノールです。
          こちらも他のクリーナー同様、東急ハンズやネットなどで簡単に手に入ります。
          大き目の歯磨き粉チューブくらいの大きさ(100g入り)で、大体1000円前後で販売されています。
          ちょっと高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
          こちら、一家に一本あったらまず買い直すことはないだろうというくらい長持ちします。
          実際私が学生の頃に購入したこのウィノールは、まだまだ使い始めというレベルの減り具合です。

          というのも、こちらのクリーナーは一回の使用量が極微量で充分な効果を発揮するからなんです。
          むしろ付けすぎ注意です。
          使い方は、乾いたきれいな布・セーム革(無ければティッシュでもOK)に、
          ごく少量(耳かき一杯分というくらい)をとり、銀製品に薄くのばしていくイメージで、全体になじませます。
          このとき、布が黒ずんできて、銀製品の方はうっすら膜がはって曇ったような感じになります。
          そのあと、別の乾いたきれいな布で、塗ったクリームを拭き取るようにして全体を拭きます。
          そうすると、きれいな銀の輝きが!
          さらにこれを、ぬるま湯+中性洗剤で洗っていただければ、すっきりきれいに仕上がります。

          ツヤを出しながら、黒ずみなどを除去することが出来るというのが特長です。
          使いかた自体はとても簡単です!ポイントは少量でOKというところと、
          塗ったクリームをしっかり拭き取る・洗い流すというところだけ。

          ※お手入後のクリームが残ったまま着用されますと、衣服などを汚してしまう恐れがあります。
          お肌のためにも、是非きれいな状態で着用いただければと思います。

          光沢あるつや仕上げの銀製品、大きなものにもおすすめですし、
          いぶし製品の凸面の磨きにも使えますよ。いぶしチェーンのお手入れにも!
          いぶし製品は液体クリーナーが使えませんので、クリームがおすすめです。
          ※やりすぎる(凹み部までクリームが入る)といぶしが取れますのでご注意ください。
          また、液体クリーナーでのお手入後、白っぽくなってしまった場合、
          その後にクリームでツヤ出ししていただくと、きれいに仕上がりますよ。
          などなど、本当にいろいろ便利です。


          これまで主だったシルバークリーナーをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
          シルバーの仕上げにはさまざまな種類があり、また変色・汚れの原因もさまざまです。
          どれかできれいにならなかったとしても、どうかあきらめないで下さい。
          きっと他の方法できれいになるはずです。上手に組み合わせられれば、もう怖いものはありません!

          ちょっと気になりだしたときにでも、がっつり変色してしまってからでも大丈夫ですので、
          こうしたお手入れをしていただければ、シルバーは一生もの、
          さらに世代を超えて使い続けられる素材です。
          そのひと手間を、是非お持ちのシルバーたちに注いでいただきたいと思います。


          最後に重ねてのご案内になりますが、これらのクリーナーをご使用の際は、
          必ず取扱い説明書をお読みの上お使いください。
          例えば、メッキのかかったシルバー製品には使えません。
          ←表面がシルバーではないからです。特に液体クリーナーは使用すると逆に変色します。
          また、きれいな状態のシルバー製品にはクリーナーを使う必要はありません。
          黒ずみなどが気になってきたとき、はじめてクリーナーの出番です。日々のお手入れにはセーム革がベストです。
          その他使用方法を誤ると、効果が得られないばかりか、思いがけない事態になりかねませんので、
          どうぞよろしくお願い致します。

          適切にご使用いただければ、シルバー愛用者にとって本当に手軽で頼もしい存在です。
          毎度説明が長くなってしまいまして、恐縮ですが
          もしもお困りのときに、ぜひお役立ていただければと思います。



          それではまた!


          sumiiro








           

          液体シルバークリーナー3種のご紹介

          2015.08.21 Friday

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            こんにちは。sumiiro です。
            今日は液体クリーナー各種について、ご紹介したいと思います。
            以下はあくまで、個人的な見解ではありますが、すべて実際に使ってみていますので、
            どのクリーナーにしようかお悩みの方のお役に立てればと思います。

            クロス同様、売り場に行くと液体クリーナーもいろいろ置いてあって、どれにしようか?何が違うのか?
            きっと悩まれるのではないかと思います。
            まず、はじめにお伝えしたいのは、効果はどれもほぼ同じということです。
            店頭で並んでいるどのクリーナーをお使いいただいても、きちんときれいになります。
            お値段もそんなに大差ありません。
            となると、ますます悩みますよね(笑)
            なので、今日は代表的な3点を取り上げてみたいと思います。

            まずは、こちら。もっともメジャーな(気がしている)『speedip』です。


            http://e-z-est.com/products/sp.htmlより(←使用方法も丁寧に紹介されていますので、参考になりますよ)

            真ん中がよく市販されているサイズで80g入り、900円弱です。
            ジュエリー職人の間でも、こちらを使用している人は多く、即効で確かな効果があります。
            その分?慣れない方には、比較的匂いは強めかもしれません。(硫黄っぽい感じの匂いです)
            また強酸性ですので、取扱いに注意が必要です。
            他のクリーナーについても同じではありますが、取扱い説明をよくお読みの上お使いください。


            http://e-z-est.com/より


            つづきまして、こちら。『コノシュアー シルバークリーナー』です。

             

            236ml入りで1300円くらいです。
            スピーディップと同じく、東急ハンズやAmazonなどで取り扱われているメジャー商品です。
            効果や使用方法はほぼ同じです。比較的匂いは少ないです。
            容量はこのサイズのみで、大きいのが特徴かもしれません。他のメーカーの大容量タイプよりお手頃価格です。
            中に写真右のようなカゴがついていますので、これにジュエリーをのせて、液に浸けます。
            大きなジュエリーのお手入れをしたいときはこちらが便利かもしれませんね。

            最後にご紹介したいのが、こちら。『ハガティー シルバークリーン』



            50ml入り、ブラシとピンセット付きで900円弱です。
            上の二つに比べると店頭で見かける機会はやや少ないかもしれませんが、
            Amazonや楽天などネットでの取り扱いは多く、すぐに手に入ると思います。
            世界的にシェアの高い老舗のメーカーです。
            「pH1.8、硫酸を使わないマイルドな酸性の銀専用の洗浄液」というのがキャッチフレーズな通り、
            他のメーカーのものに比べて酸性が弱く、取扱いが比較的安心なところが最大の特徴です。
            匂いもほぼありません。
            「安全な成分を使っていますので、皮膚を痛めません」と、その安全性に自信がうかがえます。
            というと、今度はその効果が心配になってくるかもしれませんね。こちらも実際に使用してみましたが、
            効果は変わりなく充分きれいになります。
            皆さんが日常のお手入れに使われるのには、こちらが一番おすすめかもしれません。
            スピーディップが業務用洗剤なら、ハガティーは家庭用洗剤といったところでしょうか。(※イメージです)
            お悩みの方はまずこちらを使ってみてください。
            さらにクロス付きで1000円くらい?のセットもあり、これさえあれば!というお手頃・便利な商品だと思います。
            本当に驚くほど簡単にきれいになりますよ!


            以上、各種液体クリーナーのご紹介でしたが、いかがでしたか?
            くりかえしになりますが、これらのクリーナーは効果・用法はほぼ変わりありません。
            どれをお使いいただいても、黒ずみはきれいに取れます。
            使えないもの(銀以外の製品、メッキあり・石付きの銀製品など)、
            使用上の注意などをご理解の上、上手に使っていただきたいと思います。
            使用後は若干白っぽくなることがありますが、磨き(ツヤ出し)用クロスなどで軽く磨けばピカピカになりますよ。
            私も製作で使用するとき、あるいはお客様のジュエリーのメンテナンスで使用したときなどは、
            そのあと軽めに磨く工程をいれて仕上げています。
            正しく使えば本当に便利ですし、シルバージュエリー愛用者の心強い相棒になってくれますので、
            お困りの際は是非試してみてください。

            それではまた!


            ※以上は個人的な、いちユーザーとしての感想によるものです。
            ※ご使用の際は、ご自身の判断のもと正しい用法でお使いくださいますよう、お願いいたします。



            sumiiro
             

            白仕上げ銀製品のお手入れ方法

            2015.08.14 Friday

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              秋田銀線細工の記事を以前書いたところ(『伝統工芸〜秋田銀線細工』)、
              そのお手入れについて気になっている方が多いようなので、追記です。
              sumiiro でも同じように、あえて白く仕上げている商品がありますので、ご参考になればと思います。

              一般的なシルバー製品の銀色は、磨き上げることによってその色が出ています。
              磨かれている、ということは表面の凹凸が少なく、なめらかな状態です。
              銀に限らず、つるつる・つやつやな状態の金属は光沢をもってその金属の色に輝きます。
              一方、あえてこのツヤをなくした状態に仕上げるのが、マット仕上げ・白仕上げなどといわれる仕上げ方法です。
              こうした白い仕上げは、銀のやさしい色味と銀特有の明るい白、その美しさを表現するために用いられています。
              光沢がない状態、ということは表面に凹凸が多い状態になっているということです。
              そうすると空気にふれる表面積が増えますので、ツヤ仕上げよりも硫化(黒ずみ)が進みやすいと言えます。
              それで、銀線細工のお手入れを知りたいと思われる方が多いのではないかと思います。

              それでは、実際のお手入れについてですが、
              sumiiro の ki-ichi ピアスのお手入れを例にご紹介しましょう。
              こちらは銀線から一つ一つ手作りで編み上げたシリーズで、銀の美しい白の魅力をお伝えしたいという思いを込めてつくりました。

                   

              【Step 1】
              着用後にはセーム革などのやわらかい布で乾拭きしましょう。
              汗や皮脂汚れをそのままにしないというだけでも、変色を予防する一定の効果があります。

              【Step 2】
              何となく汚れているような、色が違ってきたような?というときは、ぬるま湯で洗ってみてください。
              より汚れが気になる場合は、中性洗剤を加えたぬるま湯を使うと良いですよ。
              油汚れを洗い流すイメージです。洗った後は水分を拭き取り、よく乾かしましょう。

              【Step 3】
              ここからは黒ずみが気になる場合です。
              まずは、重曹を使った方法をご紹介しましょう。
              重曹は100円均一などでも売っていますので、手に入れやすいと思います。
              重曹を適量出し、少し水を含ませた状態のものを用意します。※溶かさないでください。水分少な目でOKです。
              これでお持ちのジュエリーをじょうりじょり擦り洗いをしてみてください。
              素手で触るのが躊躇われる方は、ブラシなどにつけて磨いてくださいね。
              重曹の粒子で黒ずみを削り取るイメージです。こうしますと、もとの白っぽさを残しつつ、お手入れをすることが
              出来ます。お手入れ後は、水でよく洗いましょう。
              ※白仕上げのテクスチャが薄くなる(銀色っぽくなってくる)場合があります。

              【Step 4】
              それでも取れない。すみずみまで白くしたい!という場合、
              あるいは当初の白さを出来るだけそのまま残したい!という場合、
              液体のシルバークリーナーを使いましょう。液体ですので、細かい部分のお手入れが可能です。
              重曹とは違い、取扱いには注意が必要ですので、必ず説明書をよくお読みの上お使い下さいね。
              ちょっと費用はかかるかもしれませんが、この方法が最も確実に、素早く、
              ほぼ当初のままの白さ・質感を取り戻すことが出来ます。
              (液体クリーナーについては、『シルバーチェーンのお手入れ』『液体クリーナー3種のご紹介』をご参照ください。)
              しっかり黒ずみを落としたい場合には、液体クリーナーでのお手入れ後に、重曹でお手入れする合わせ技がおすすめですよ。

              なお、シルバークロスやクリームでお手入れしますと、黒ずみといっしょに白さも取れてしまいますので、ご注意ください。
              クロスやクリームは磨く=光沢のある表面にするためのものです。そのため、白仕上げのシルバー製品には不向きなんですね。
              逆に重曹を使ったお手入れをピカピカの銀製品に行うと、粒子の跡がついて白っぽくなってしまいますので、こちらもご注意くださいね。
              液体クリーナーは化学反応により、黒ずみを分解するイメージですので、それによって表面の仕上げが損なわれることはありません。
              ※浸け過ぎると、表面が荒れる(白っぽくなる)ことがあります。

              いかがでしたか?
              銀製品とひとことにに言っても、その仕上げ方次第で色味から肌触りまで様々な表現があります。
              それぞれに適したお手入れで、長くご愛用いただければ嬉しく思います。


              それではまた!



              sumiiro
               

              シルバークロスとセーム革の違い その2

              2015.08.10 Monday

              0
                引き続き、今日はシルバークロスについてご紹介しましょう。
                前回の記事でセーム革には研磨成分が入っていない、と言いましたが、では?
                そうです。シルバークロスには研磨成分が入っています。

                   

                セーム革との違いはそれにつきます。
                シルバークロスには研磨成分が含まれていますので、すでに黒ずんでしまったシルバーの、
                その黒ずみを研磨して取り除くことができます。
                使い方としては、セーム革と同じく、そのままシルバー製品を乾拭きしてください。
                そうすると、みるみる黒ずみがとれ、銀色がよみがえる、本当に手軽で便利なものです。

                これは厳密にいうと、銀の表面を研磨=削るタイプのお手入れになります。
                銀の黒ずみは空気に触れている表面が反応をおこしているものですので、その表面部分だけを削り取る、というものです。
                ですので、新品のジュエリーやメッキ商品をこういったクロスで拭くと、逆に白っぽく磨き目が入ってしましますので、
                あくまで黒ずみが気になるシルバー製品にお使いください。
                また、石の付いたものには使えませんのでご注意ください。研磨成分によって石が傷つく恐れがあります。

                なおゴールドにはゴールド用のクロスが出ていますので、そちらをご利用ください。
                ゴールドの場合はまれに赤みが出てきたりすることがあります。
                その場合もクロスで簡単にもとの色味を取り戻すことが出来ますので、お悩みの際はぜひお試しくださいね。

                その他、使用する上で、気をつけていただきたいのは、
                使ったその後です。
                セーム革とちがって、クロスでのお手入れは「研磨」になります。
                そのため、使用後はジュエリーの表面に研磨成分+研磨された金属の粒子が付着しています。
                見た目的にもすっきりしませんし、そのまま着用するとお肌にも心配ですよね。
                これをしっかり取り除くことが大事です。

                お手入れをしますと、クロスは黒くなります。そしてシルバーの方にも、見た目的には黒っぽい、
                拭き残しのような油汚れのようなものが出ると思います。(真っ黒になった状態のものを磨いた場合)
                この落ちた汚れはぬるま湯で洗うとすっきり洗い流すことができます。
                また、かたちが複雑なものなどで取れにくい場合は、もうひと手間加えるとしっかり洗えますよ。
                密閉できる小袋(ジップロックのような)にお手入れをしたシルバー製品をいれ、
                ぬるま湯+中性洗剤(食器用液体洗剤などでOK)をいれ、チャックを閉じます。
                これをしゃかしゃか振り洗いしてみてください。そうすると、驚くほどすっきりきれいに洗えますよ!
                「ぬるま湯」というところがポイントです。油汚れをとるイメージですね。これは普段の洗浄にもおすすめです。
                袋から出したら、水で洗剤を洗い流して、水気をとってしっかり乾かしてくださいね。

                ※一部分だけとか少し使っただけ、という場合、そんなに研磨汚れが気にならない場合は、
                きれいなやわらかい布(ティッシュなどでも)で乾拭き(拭き取り)していただくだけでもOKです。

                まとめますと、
                シルバークロスは
                ・研磨成分が入っている
                ・黒ずみが気になるときに使用する
                ・銀製品以外には使えない(メッキ製品・宝石などには使えない)
                ・使用後は研磨成分をおとす。

                こんなところでしょうか。
                シルバークロスをご使用の際は、それぞれの取り扱い説明をよくお読みの上、ご活用くださいね。
                セーム革とシルバークロスの違い、お伝えできたでしょうか?
                夏は何かとお手入れも気になる季節だと思いますので、お役立ていただければ嬉しいです。
                簡単お手入れで、気軽にシルバージュエリーを楽しんでくださいね!


                それではまた!


                sumiiro